うつ病からの脱出ーパキシルについて 2-

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今回はパキシルについての第2弾です。

著書『読んでやめる精神の薬』から下記抜粋します。

少量の変動で血中濃度に大きな変動をもたらす

パキシルは、血中濃度の個人差が大きく、さらに同一人物でも用量の変化の程度以上に血中濃度が変化します。用量が二倍になると血中濃度は四倍、用量が四倍になると血中濃度は一九倍になるのです。これは用量を減らす場合も同様で、二分の一に減量すると、血中濃度は四分の一になりますし、四分の一に減量すると血中濃度は一九分の一となります。つまり、少しの量の変動で血中濃度に大きな変動をもたらすということで、中毒症状たけでなく、誰脱症状も出やすくなることを意味しています。

一方、別の抗うつ剤のフルポキサミンは、服用量を二倍にすれば血中濃度も二倍になり、四倍にすれば血中濃度も四倍になりますので、フルボキサミン自体の中毒や離脱はそれほど大きく問題になりません。

ところが、フルポキサミンは、ベンゾジアゼピン系統の多くの薬剤の血中濃度を二倍に増やす作用があることがわかっています。したがって、ベンゾジアゼピン剤とフルボキサミンを併用している場合に、フルポキサミンを減らすと、ベンゾジアゼピン剤も減量した効果があり、急速に減らすことで、SRIの離脱症状だけでなく、ベンゾジアゼピン剤の離脱症状まで出ることになり、危険です。

すでに述べたように、パキシルは、服用開始時、増量時、減量時や中断時などに、自殺関連(自殺、自殺企図、自殺念慮)や暴力関連(敵意、攻撃性、殺意、殺人)などの害反応が報告されています。

FDA(米国食品医薬品局)の諮問委員会の資料では、一部に抗うつ剤の害を生じ得ることを、患者とその家族、医師に対してきちんと伝えるべきであるとした上で、次のように記載しています。

「特に委員会が強調したいことは、抗うつ剤が用いられたら、有害な影響が現れないかどうかをよく監視する必要があること。しかも、最初の一週間がとくに重要である」

「両親など責任を持つ者には、『アクティベーション症候群』の症状や特徴に関して話をしておくこと、さらに、そのような(異常な)行動は、治癒開始早期に現れ得るので、緊急に主治医を受診する必要がある」

米国ではその後、パキシルだけでなく、多くの抗うつ剤の添付文書にこの点が記載されるようになりました。

たとえば、パキシルの製品情報(米国の添付文書)では、「服用開始後、最初の二~三カ月の問、用量変更時は増量する場合も減量する場合も、病状が悪化したり、自殺関連行動、いつもと違った行動をとることがあるので、十分に監視が必要である」と、太文字で記載されています。

ひるがえって、日本の厚労省の対応はどうでしょうか。

実際に傷害などの他害行為があった合計三五件に、ミルナシプランによる傷害などの他害行為につながる可能性があった四件を加えて因果関係を精査し、そのうち、パロキセチン二件、フルボキサミン二件については、因果関係が否定できないと評価した上で、添付文書を改訂し、注意を喚起しました。

しかし、これまで述べてきたパキシルなど抗うつ剤と他害行為との関連の強さを考慮すれば、「関連が否定できない」のが、パロキセチン二件とフルボキサミン二件のわずか四件というのは、いつもの厚労省のやり方とはいえ、明らかに過小評価です。ほぼ全例で関連があると考えるべきでしょう。

以上、抜粋終わり

いつも厚労省のやることは後手後手で、

国民のことを考えいるわけではありません。

利益優先なのですから、

いつも被害がひどくなって、

対応しないとまずくなると思ったときだけしか動きません。

ですので、自分の身は自分で守りましょう。

他人事みたいですが、

それが現実なのです。

政府が認めていることだから問題ない。

医者がしている治療だから間違いない。

これらすべて他人任せにしていると、

いつか自分も被害をこうむる当事者となるかもしれません。

もし政府や医者がやっていることが正しいなら、

最近の例では、

子宮頸がんワクチンについて、

何故あのような被害が多発するのでしょう?

それは安全より常に利益優先に動いているからです。

国民は金を搾り取る集金マシーンぐらいにしか考えていないのです。

だから年々税金は増え、

我々の暮らしは苦しくなるばかりなのです。

だから自分の身は自分で守るしかないのです。

そのためには正しい情報を常にインプットしなければなりません。

新聞やテレビは国の広告塔で、

正しい情報を伝えようとはしていません。

彼らは常にスポンサーの利益につながることしか報道できないのです。

彼らのスポンサーとは誰でしょうか?

製薬会社を含めた大企業ばかりです。

特に製薬会社の宣伝は多いですよね。

それは常に自分たちの有利に働くように、

企業イメージをよくするためです。

だからスポンサーの不利益になるようなことは言えないのです。

本当に社会をよくしたいなら、

病気も減らなければならないし、

薬がこんなに売れるのもおかしいはずです。

何故今こんな社会状況なのか?

社会が進歩しているならよくなるはずです。

しかし我が国は年々所得が減り、

生活はますます悪くなっています。

何故なのか?

それは国を動かしている政治家や官僚が、

本当に国をよくしようと働いていないからです。

ただ自分たちがよければいいと思っているからです。

そんな人たちが行っている政策が我々国民にとっていいわけがありません。

自分の人生を他人任せにしてはいけません。

すべては自己責任なのです。

だから自分でもっとよく調べ、

知識で武装してください。

それが自分を守る唯一の方法です。

 

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